こんにちは。
今日は障害者手帳に関して書いていこうと思います。
結論から言うと、条件に当てはまるなら申請した方が良い!です!
メリットはこのようなものがあります。
医療費の軽減
所得税や住民税の控除
自動車税・自動車取得税の軽減
映画館、テーマパーク、水族館動物園美術館博物館などの施設の割引、無料化
鉄道やバス・航空運賃などの公共機関の割引
携帯電話基本料金の割引
NHK受信料の減免
障害者雇用求人(障害のある方のための求人)への応募が可能になる
この中でも特に太線部分のメリットが莫大なので解説していきます。
所得税や住民税の控除
詳細は国税庁のホームページ
https://www.nta.go.jp/publication/pamph/koho/kurashi/html/03_2.htm
に書いてありますが、通常受けられるメリットとしては、障害者控除として27万円(特別障害者のときは40万円)が所得金額から差し引かれます。
これがどれくらいの恩恵かというと、
年収300万円の場合には、所得税と住民税を合計して約4万円が減免されると考えられます。
めちゃくちゃ大きくないですか?バッグが一つ買えてしまいます。一ヶ月の食費が浮いてしまいますよ。
映画館、テーマパーク、水族館動物園美術館博物館などの施設の割引、無料化
これも意外と大きいです。
まず映画は付添人も含めて1人当たり1,000円で観られます。通常1,800円なのでほぼ半額ですね。文化的な生活〜!
水族館は場所によりますが基本半額、だいたい2,000円引きとか?です!
動物園、美術館、博物館などはこれも場所によりますが、なんと基本無料になります!
新宿御苑のような有料の公園も無料!
素晴らしいですね。
次にテーマパークですが、メジャーなところで言うと、ディズニーは同伴者含めて1人当たり1,800円引きです!ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)は、同伴者含めて1人当たりなんと半額です!(2025年2月現在)
これは利用しない手はない!!
鉄道やバス・航空運賃などの公共機関の割引
これも地域や組織によるのですが、例えば都営バスやら都営地下鉄であれば無料で利用できます!
それ以外のバスなんかも半額になります。
交通機関って日常的に利用するものなので、年間で何万円も浮いたりします。地味に助かるんですよね。
また、2025年4月1日から条件つきではありますが、
・東日本旅客鉄道株式会社
・東武鉄道株式会社
・西武鉄道株式会社
・小田急電鉄株式会社
・相模鉄道株式会社
こちらでも割引になるようです。
たとえばJR東日本ですと、精神障害者含めて半額になります!
https://www.jreast.co.jp/press/2024/20240411_ho04.pdf
でかすぎますね。
旅行も夜行バスで我慢しなくて良いかも!
障害者雇用求人(障害のある方のための求人)への応募が可能になる
最後にこちらですが、世の中には障害者雇用求人というものがあります。
一般雇用の職務に耐えられない人が、合理的配慮を受けながら自分に合った働き方で働く制度です。
お給料は少し安いですが、通院配慮だったり、休みを多くしてくれたり、電話対応を免除してくれたりとその人にあったサポートがあります。また、基本残業もなく激務ということもありません。
(暇という辛さもあるかもしれませんが)
この職種を探すには通常の求人サイトやエージェントだけでなく、障害者雇用専門のサイトやエージェントがありますのでそちらを使ってください。
過去にちょっと言及した記事がありますので載せておきます。
https://note.com/araisansyogai/n/ncdfd11b4b805
https://note.com/araisansyogai/n/n0da971be0a8a
https://note.com/araisansyogai/n/n9b0302a9d4db
https://note.com/araisansyogai/n/nfb89277f46a6
障害者手帳の取り方について
肝心の取り方についてですが、意外と簡単です。
区市町村の窓口に相談し、交付申請書と診断書の用紙を取得
指定医を受診し、診断書を書いてもらう
区市町村の窓口に交付申請書と診断書を提出する
都道府県で判定を行う
これだけです!
ただ、診断書を書いてもらう都合上、かかりつけの医者との連携が大事なので、医者にはちゃんと相談しましょう。
いかがだったでしょうか。
メリットが多く、書ききれなかった部分もありましたが私は絶対にとった方が良いと思ってます。
皆様の暮らしが豊かになるためにも、苦しい人はぜひ検討してくださいね。
ではでは。
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